「いつか片付けよう」「とりあえずそのままでいいか」と、誰も住まなくなったご実家などを放置していませんか?
実は、人が住まなくなった家をそのままにしておくことには、想像以上に大きなリスクが潜んでいます。今回は、空き家を放置することで発生する3つの代表的なリスクについて解説します。

1. 建物の急速な老朽化
家は、人が住まなくなると驚くほどのスピードで傷み始めます。窓を閉め切ったままにすることで室内に湿気がこもり、カビが発生して柱や床などの木材が腐食してしまうためです。また、配水管の水が干からびて下水の悪臭が室内に充満したり、ネズミや害虫が住み着いたりする原因にもなります。

2. 防犯・安全面への不安
ポストに溜まった郵便物や、伸び放題の雑草は、周囲に「この家は空き家です」と知らせているようなものです。不審者の侵入や不法投棄のターゲットになりやすく、最悪の場合は放火などの犯罪に巻き込まれるリスクも高まります。また、台風や地震の際に瓦が飛んだり壁が崩れたりして、通行人や隣家に怪我をさせてしまう恐れもあります。

3. 法律・税金面のペナルティ
近年は国や自治体による空き家対策が厳格化しています。適切な管理がされていないと判断されると「特定空き家」などに指定され、自治体から指導や勧告を受けることになります。勧告を受けると、それまで受けられていた固定資産税の減税措置が適用されなくなり、税金が最大6倍に跳ね上がってしまうケースもあります。